内容説明
パンデミックで揺れ、変貌しつづける東京を歴史の地層から掘り起し、錯綜するイメージを切り取る。―表象文化論からの果敢なアプローチ。宙吊りの東京。
目次
1 動(歩くこと―「人間の尺度」の回復;われら内なる動物たち―寺山修司、ダナ・ハラウェイ、AKI INOMATA)
2 時(Waves From A Seaside City in 1964―サーフィン、GS、City Pop;都市のレイヤーを描く―マンガの中の東京、その地下 ほか)
3 標(赤瀬川原平の楕円幻想;ガールたちの無自覚な反乱―源氏鶏太と愛とBG ほか)
10 夢(捏造のランデブー―樺美智子と土方巽)