新人文感覚〈1〉風神の袋

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新人文感覚〈1〉風神の袋

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  • サイズ A5判/ページ数 843,/高さ 22cm
  • 商品コード 9784904702277
  • NDC分類 914.6
  • Cコード C0070

内容説明

画文共振の饗宴。観相学やら聖俗学やらを、語源風神が吹き飛ばす。

目次

1 ホモ・アンブランス(歩くヒト)になる―歴史を「歩き」直す方法
2 見ることに洋の東西はない―視覚文化論実践篇
3 見えるものはこんなにも楽しい(1)―表象論基礎篇
4 庭のように世界を旅する―ピクチャレスク遊学篇
5 家が「うち」と呼ばれるとき―幻想文学入門篇
6 私は人文がしめ殺されるのをこの目で見た

著者等紹介

高山宏[タカヤマヒロシ]
1947年岩手県に生まれる。1967年土佐高校卒業。1974年東京大学大学院人文科学研究科修士課程修了。1991年東京都立大学人文学部教授。2005年首都大学東京都市教養学部教授。現在、明治大学国際日本学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

出版社内容情報

観相学やら聖俗学やらを、
語源風神が吹き飛ばす。
高山見ずして、本読むな。
――松岡正剛 (帯文より)

18世紀、「歩く」「見る」ことから一挙に花開いていった、観相学(フィジオノミー)の発達、推理小説の技術革新、ピクチャレスクの旺盛、百科総覧による視覚文化の横溢を、洋の東西をうねくりながら、絢爛豪華に展開。

●高山 宏 『新人文感覚』全2巻
学魔・高山宏のここ15年間の集大成。全2巻、原稿枚数3000枚、図版700点。
数枚のエッセイから、60枚におよぶ論考まで、173本収録。

『新人文感覚2 雷神の撥』
◆A5判 上製 900頁超(予定) ◆定価: 未定 ◆2011年秋刊行予定
フィギュラリズム、マンガ、笑い――マニエリスムの歴史と表象を闊歩する!

●著者プロフィール
高山 宏(たかやま ひろし)
1947年 岩手県に生まれる
1974年 東京大学大学院人文科学研究科修士課程修了
現  在 明治大学国際日本学部教授

[主要著書]
『アリス狩り』(青土社、1981、新版2008)
『テクスト世紀末』(ポーラ文化研究所、1992)
『ブック・カーニヴァル』(自由国民社、1995)
『カステロフィリア――記憶・建築・ピラネージ』(叢書メラヴィリア1、作品社、1996)
『エクスタシー――高山宏椀飯振舞I』(松柏社、2002)
『近代文化史入門――超英文学講義』(講談社学術文庫、2007)
 [『奇想天外・英文学講義』(講談社選書メチエ、2000)を改題]
『超人高山宏のつくりかた』(NTT出版、2007)
『かたち三昧』(羽鳥書店、2009)

●目次
1 ホモ・アンブランス(歩くヒト)になる――歴史を「歩き」直す方法
 ゆっくり歩く 見えてくる
 歩く、見る、書く――フィジオノミーというメソッドについて
 物量と記号が氾濫する時代には、「小説」がふさわしい
 デフォー、あるいは〈敵〉?
 近代の寓話――ダニエル・デフォー『ロビンソン・クルーソー』
 暗号で書かれた日記――サミュエル・ピープス『日記』
 性懲りもなく証拠――ドキュメントの近代史
 風刺の黄金時代を嗤う
 もう結構な話――ロレンス・スターン『トリストラム・シャンディ』
 ポンス熱死
 運命ヴィジュアル 
 破顔一笑の本
 フィジオノミー世紀末――顔で歴史を読む
 禿頭王の恥じに始まる――かつらの近代史異説
 「自由」をかぶった近代人――かつらの文化史、一番肝心なこと
 ザッツ・キャラクタリスティック――気質文学東西
 逸れるたのしさ――「キャラクターをめぐって」

2 見ることに洋の東西はない――視覚文化論実践篇
 既知のように語っていいのだろうか――モダニズム管見
 ただ絵を論じても仕方がない――ポー文学のヴィジュアリティ
 啓蒙イギリスの本屋さん
 もの知り近代の初め――エフライム・チェンバーズ
 アクチュアライズする目――身体また十八世紀に発す
 十八世紀の身体を開く
 十八世紀の一時間旅行
 トゥーンベリ『江戸参府随行記』
 エレキテルと探偵――平賀源内と夏目漱石が視た光と闇  
 アッカーとアーカート――源内は立派に世界文学
 青い目のキョクテイ
 大江戸マニエリスム事はじめ――高田衛『新編 江戸幻想文学誌』
 マニエリストの才覚――『西鶴諸国ばなし』
 表現者は身に繍るひと――松田修
 「むしろ迂愚のごとく」のすさまじさ――その激語は一層のアウラを
 歌麿のShell Shock――『潮干のつと』購入に感謝
 大江戸新美術史――スクリーチ『大江戸視覚革命』
 外連ピクチャレスク
 視覚的快楽の閉回路へ
 のぞく近代――襞と襞の戯れ
 聖と俗とをとりまぜながら、エロティックな文学は、人と人との関係を反映する
 ポルノの黄金時代
 マニエリスムの恋人たち、または口ほどにもあるメタ・ポルノ 
 『エロトス』の女芯に
 もっとタフなフェミニズムのために
 パテリアリズム批判の切れ味

3 見えるものはこんなにも楽しい(Ⅰ)――表象論基礎篇
 タブローのかたちをした空間――『言葉と物』と一九六〇年代
 フーコー、跼蹐せず――『言葉と物』のアフターエフェクト
 「物類」というタブローの宇宙――江戸本草学と花
 二〇〇四年夏、オランダの光
 珍しく花のある話――フローラル・ペインティング序説
 プリズマティックス
 マニエリスムの王位継承者――ハムレットとドン・キホーテの図像学
 自由放任の終わり――デフレと推理小説
 『緋色の研究』を研究してわかること
 百貨と胃袋――ゾラ・ヴィジュエル
 「まったく新種の店」のパラダイム――ワナメイカーの世紀末 
 「世界は百貨店」とパリは言う
 「パトロン」の系譜と機能
 美術館の収集品とは、略奪と権力の象徴
 身体という「驚異の部屋」
 メトニミックス――金子國義について
 インテリオフィリア――金子國義ふたたび

4 庭のように世界を旅する――ピクチャレスク遊学篇
 「箱」ルネ=サンス――内藤ルネ讃
 「風景画」の秘密――豪奢の夢①
 ラスキンとピクチャレスク
 夢てふものは――『春昼』の風景
 十九世紀美術史を映しだす鏡――ブロンテ姉妹と「絵」
 廃墟としての世界
 廃墟のパラドキシア
 ボマルツォの怪物庭園
 フローラル小劇場――ガーデニングの世紀末
 本当の「英国式」庭園について
 動く密室――豪奢の夢②ツーリズムの近代(前)
 乾いた日常を濡らす源「泉」
 地図のポストモダン
 軍隊のような旅――豪奢の夢③ツーリズムの近代(後)
 世紀末、スポーツはたくらむ――自転車、オリンピック、闘牛
 旅という想像力

5 家が「うち」と呼ばれるとき――幻想文学入門篇
 辞書と偽書――「アンティレゴメナ」文学史覚え
 植生の建築史――ヴィクトル・オルタの方へ
 マニエリスム――「あの人」としか言えないことの豊かさ
 ファウスト、ヴィクトリア朝に甦る
 それは繰り返す――『IT』を読む
 家庭に潜む恐怖――スティーヴン・キング『IT』
 本をデザインする家――『紙葉の家』に興奮した
 「ホーンティッド・ハウス」論今般
 いま読者に何が「ニードフル」か
 「不気味なものが……」川端幻想文学の新しさ――「片腕」「眠れる美女」にふれて

6 私は人文がしめ殺されるのをこの目で見た
 首都大学東京というグランド・ゼロに立つ

風神口上

初出一覧
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