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内容説明
関係的契約から制度的契約へ―現代における契約の理論的枠組みを提示。
目次
第1部 民営化(privatization)と契約―制度的契約論の試み(序説;公的提供契約の特色;制度的契約 ほか)
第2部 制度的契約と関係的契約―企業年金契約を素材として(序―企業年金訴訟;松下福祉年金判決の特色;制度的契約としての理解 ほか)
第3部 講演:制度的契約論の構想(関係的契約理論の限界;制度的契約論の着想;松下年金訴訟とのかかわり ほか)
第4部 資料:松下年金訴訟鑑定意見書
著者等紹介
内田貴[ウチダタカシ]
1954年大阪に生まれる。1976年東京大学法学部卒業。東京大学法学部教授を経て、2007年10月より法務省経済関係民刑基本法整備推進本部参与(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ぴろし
0
読み終わったので、奥さんの友人に送付。2015/01/11
akira suda
0
契約法の先端理論の一つ、制度的契約論。学生の僕が使う機会などない。 この手の本は法学者とは何かを垣間見るのに有用なのだ。 変化する事象。法が有用足るには事象に遅れをとってはならない。その差を埋めるのが法学者だ。新たな理論の生起・適用・論争・深化のダイナミズムの担い手、法学者の姿。この本の魅力はそこにある。2011/10/08
_udoppi_
0
契約という法形式で提供される「公的」サービスに対する司法的統制という問題だと理解した 必然的に行政法学との学際的な考察が必要になるので問題意識として持っておきたい 契約も、社会契約に基づく公法的規制も、等しく意思自治理論に立脚するものとして一元的に捉えられることを考えると、割とすんなり理解できた2020/09/22
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