目次
第1章 バイオエピステモロジーの目指すもの―ドローン的視野獲得と、最深度の科学評論
第2章 熱運動嫌悪症と「ニュートン主義の罠」
第3章 自然哲学史上の事件としてのH・ドリーシュ―熱力学第二法則の二重性と生命現象
第4章 C象限メソネイチャー:熱運動浮遊の上の生命世界
第5章 希望としての「薄い機械論」の脱構築―熱運動断層の向こう岸をめざして
終章 立ち現われた認識論的課題
著者等紹介
米本昌平[ヨネモトショウヘイ]
1946年愛知県に生まれる。1972年京都大学理学部(生物科学専攻)卒業。証券会社入社。1976年三菱化成生命科学研究所入所。2002年(株)科学技術文明研究所長。2007年同所定年退職。2007年7月東京大学先端科学技術研究センター・特任教授。2012年東京大学教養学部客員教授。専攻、科学史・科学論。主要著作:『遺伝管理社会』(弘文堂、1989年度毎日出版文化賞受賞)、『知政学のすすめ』(中公叢書、1999年度吉野作造賞受賞)、『バイオポリティクス』(中公新書、2007年度科学ジャーナリスト賞受賞)など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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