内容説明
当事者とカウンセラーが一緒になって生み出したワーク。夫からのさまざまな精神的暴力を例示。心身の状態が、多面的にチェックでき、受けているコントロールの特徴がわかる。「これから」を選ぶのに役立つ「選択の輪」を提示し、「面前DV」を受けている子どもへの影響と接し方を記している。
目次
第1章 気づく勇気
第2章 変化している自分に気づく
第3章 生きのびるためにしてきた心身の努力を見直す
第4章 4つの屈折した支配のコントロール―内容と対応
第5章 子どもへの4つのコントロール―内容と対応
第6章 子どもの変化に気づいていますか?
第7章 乗りこえるために
著者等紹介
長谷川七重[ハセガワナナエ]
1949年生。1990年、京都で「女性のためのカウンセリングルーム和敬」の立ち上げに参加。1992年~「兵庫県立女性センター」女性問題カウンセラー、1997年~「京都府女性総合センター」相談コーディネーターを経て、現在は下記の相談室の代表として心理カウンセラーをしながら、DVに関してのグループワークや講演、論文執筆をはじめ「パートナーとのコミュニケーション講座」「親子のためのアサーション・トレーニング」「子育て・自分育て講座」などの講師活動を行なっている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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ybhkr
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やっと女性が人間として自分の人生を歩きたい、ということが当たり前で罪悪感を持つ必要はありません!と声を大にして言える時代が来たな。男性がひとりで家庭を経済的に支えられない時代になっているのにジェンダーバイアスだけが残っている現状にそれDVでモラハラだからって言えるのは経済的には厳しくなっても次世代への贈り物なんじゃなかろうか?バブル時代ですらジェンダーバイアスによるDV、セクハラ、モラハラは当たり前のことだった。その連鎖を断ち切るフロンティアとなる時代、みなさんにがんばって自分の人生を送ってほしい。2016/08/05
言いたい放題
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旧の方を流し読み2022/05/21
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