頭のいい子には中学受験をさせるな―「灘」を超える、東大合格メソッド

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  • サイズ B6判/ページ数 131,/高さ 19cm
  • 商品コード 9784904678527
  • NDC分類 376.8
  • Cコード C0037

内容説明

稲荷塾では「中学受験」という大きな負担を子供に強いることなく、小学生らしい生活を満喫しながら東大、京大を狙える仕組みを生み出した。その秘密は、「算数・数学の学び方」にある。

目次

第1章 算数・数学教育の理想的なカリキュラムを求めて(算数と中学数学、及び高校数学では何が違うのか;さまざまなカリキュラム―現行の数学教育はこんなに非効率的;中高分離型のカリキュラムには無理がある;中高一貫校と「灘型」カリキュラムを比較する ほか)
第2章 国語教育・英語教育に物申す―稲荷塾方式のビジョンについて(人間性とコミュニケーション能力を育てるために;うまくいかないのはビジョンが弱いから;「どこまでも伸びて行ける根源的な力」を育てる国語;国語クラスを作るべし ほか)
巻末資料 稲荷塾方式を家庭で実行するために

著者等紹介

稲荷誠[イナリマコト]
高校生のときに将棋のプロを目指して奨励会に在籍。関西学院大学理学部で量子力学を学ぶ。京都大学理学部で数学を学ぶ。塾講師、予備校講師を経て、現在稲荷塾代表(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

コリンちゃん

7
「頭のいい子には~」という前提を見逃していました…(苦笑)。学校教育の課題に関する問題提起には納得ができますが、現在の学校教育システム自体を変えるのはそう簡単ではないし、そういう学校でほぼ1日を過ごす子どもたちには、著者のいうような学習を実践することは、現実問題としてなかなか困難ではないかと感じました。結局は意欲のある生徒が対象であって、そういう生徒はどんな環境でも勉強に熱心に取り組み伸びていくんでしょうね。2014/02/23

りえりん

4
題名からして、小学校の間は遊べ!っていう内容かと思いきや…!!小学生の間に、あるいは中2までに中学数学を終わらせなはれ、という本でした。そうしようと思えば中学受験なんてしてる暇はない!ということです。家でも(もう一度少し勉強すれば)中学数学までは教えられるでしょ、式の展開、三平方の定理、相似、一次関数、二次関数と聞けば、だいたい覚えている人が多いでしょう、とあったけど…そうかな!?!?絶対に、覚えてない人の方が多いと思いますが…小学生の算数一年分を学ぶのに一ヶ月から四ヶ月。小学校のペース遅すぎ。頭のいい子2016/02/10

みきてぃ

3
物事の本質を理解するということが大事なのだと改めて思いました。家族での団欒の時間を増やし考えさせる、読書の機会を増やしたい。小学生時代は、小学生らしく過ごしながら、興味のあることは早めに一緒に取り組めるよう、親も色んなことに関心を持っていきたいです2016/01/16

アグーライフ

3
京都以外にこのような塾が増えないと実践できません‥親の力でやるのも小学校までが限界だと思うので。2015/11/29

gissy

2
タイトルの意味が、読んでみると、「なるほど!」と理解できる一冊でした。「灘式」と言われるカリキュラムが東大や京大に立ち向かうために(もちろんそれだけのためということはないのですが。)非常に効率がよいこと、そして、灘中学校・高校でなくともそのカリキュラムに乗っかることは可能であることが、よく分かりました。少し以前に書かれた本ではありますが、後半のこの国の教育の在り方について述べられてある部分ももっともだなぁと納得です。2023/03/26

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