内容説明
吠える！森のドン・キホーテ。異端児扱いされても「木と森林の再生」を願って、世界的発見「ＥＤＳ工法」を編み出した「山の落人の末裔」石井幸男の記録。最後の法隆寺宮大工、西岡常一棟梁の唯一の内弟子、小川三夫氏との対談も収録。
目次
ＥＤＳのあゆみ（写真）
第１章 生い立ち
第２章 放浪時代
第３章 限界と再生
第４章 木癖との戦い
第５章 未来のＥＤＳ
宮大工・小川三夫棟梁との対談
著者等紹介
石井幸男［イシイサチオ］
１９４１年、群馬県生まれ。高校卒業後は放浪の旅に出るなど試行錯誤の末たどりついた故郷再生の熱き思いから、森の再生を願って、未利用木材の有効利用を可能とすることができる世界的発見「ＥＤＳ工法」を編み出した山の落人の末裔。大阪・花博をはじめ、愛・地球博では日本政府館「長久手日本館」竹ドームを創った。日本のみならず、東南アジア、アフリカ、南米などの熱帯地域における未利用木材の有効利用のために活動の場はさらに広がっている。ＥＤＳ研究所所長
塩野米松［シオノヨネマツ］
１９４７年、秋田県角館生まれ。東京理科大卒。芥川賞４回ノミネート。アンクル米松の愛称で、アウトドアライターとして活躍。聞き書きの名手としても異才を放つ作家。失われゆく伝統文化・技術の記録に精力的に取り組んでいる。’０３年、これまでの作家活動を讃え、国際天文連合より小惑星１１９８７にＹＯＮＥＭＡＴＳＵの名が授与された（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
