感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
へくとぱすかる
58
それにしても高度成長期より前は、交通量の少なさには驚くばかり。子どもが道路であそんでも危険が少なかったのだから。京都駅前も閑散として見える。1935年の鴨川洪水は、京都も災害とは無縁でいられないことを教えてくれる。1955年の京阪本線が2両編成なのにもびっくり。何といっても京都らしいといえば、市電の写真が多数。表紙カバーがすでにそう。今はない多数の映画館と遊園地が時代を表す。しかし50年たっても、あいかわらず11号バスは嵐山へ、26号は宇多野へ行く。ただし昔はボンネット。写真の多さが楽しい。図書館本。2019/12/25
才谷
1
懐かしいを通り越して知らない時代の京都の姿であったが、どこか街の雰囲気は今と似た感じもする。ただ現在と大きく違うのは市電の存在と京都が映画の街であった頃多く存在していた映画館や劇場だろうか。2017/08/05