アンナ先生の言語学入門

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  • サイズ A5判/ページ数 329p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784904575161
  • NDC分類 801
  • Cコード C0080

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

サアベドラ

10
ポーランドの著名な言語学入門書の翻訳。出版社のブログによると、かの千野栄一教授も原著を絶賛したとか何とか。確かに、言語学に関する興味深い話が穏やかな語り口で書かれており、結構おもしろい。ただし原著はポーランド人向けのため(当たり前だが)、例としてポーランド語の単語や文が大量に出てくる。特に形態素のところは、ポーランド語の知識がないと読むのがかなりしんどい。ポーランド語を勉強していて言語学にも興味がある人にならおすすめできるが、そうでないなら素直に日本人が書いた本を読んだほうがいいかもしれない。2013/03/10

ががが

5
ポーランドの人が書いた言語学入門書。ただ言語学を概括するのではなく、興味深い事例を取り上げてこちらに興味を持たせてくれる。ポーランド語がよく出てくるが、ポーランド語の解説ではなくあくまで一般言語学の説明に終始している。少しポーランド語を学んでからもう一度読むと一層面白いかも。全体としてはヨーロッパの言語を中心にして言語学を概説するとこうなるのかという印象。2014/08/16

こたろう

4
30年ぐらい前にポーランド語で書かれた言語学の本。訳されたのは2011年だが、元々はかなり昔の本。しかし、書かれている内容は、日本語の言語学の本とは違った視点で書かれていて、新鮮だった。特に最後の章に書かれているアンナ先生が取り組んでいる研究内容については、他書では読んだことがない。アンナ先生の研究内容は洋書では複数出版されているので、気になった人は研究の続きを知ることもできる。ポーランド語で書かれた本であるが、日本語・中国語・ロシア語などポーランド語以外の言語についても触れられている。2019/08/28

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