〈証言〉奪われた故郷 - あの日、飯舘村に何が起こったのか

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  • サイズ A5判/ページ数 58p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784904570531

感想・レビュー

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なかちゅう

8
「日本で最も美しい村」に登録され、までいの村と呼ばれていた飯館村。その村のあの日からの状況を赤裸々に話す長谷川健一さんの講演会の記録である。いったい、国は何を守ろうとしているのだろう。放射線は「目にも見えね、臭いもしね、なんともねぇ」。そしてエライ先生方の安全宣言によって、ソレに40日間もさらされていた村人たち。避難解除がされてもまだそこかしこで高い放射線が検知される。そして、被爆に対する差別はすでに始まっている。愚かな話だが、私はこの実態を身に染みて、知らなかった。…まずは知るしかない。2017/03/15

Kazue Hayasaka

0
長谷川さんの講演に行き購入した。長谷川さんは、とても魅力的な人だ。放射線がチェルノブイリを上回る数値だったにもかかわらず、御用学者が来て安全説法。翌日には180度白紙撤回。自ら、考える前に、判断しなければならなかった。大切に育てた牛を、屠殺しなければならない、美しい村を去らねばならない。すべて目に見えない放射線による汚染のためだ。私には何が出来るのだろう。真実を知り考え続け、自分の意見を持つ、ことしか今は思いつかない。差別や風化はあってはならない。2012/05/30

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