小曽根乾堂 謎解きの旅―幕末明治を刻した長崎人

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  • サイズ A5判/ページ数 311p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784904561904
  • NDC分類 289.1
  • Cコード C0023

内容説明

明治天皇の御璽を篆した長崎の豪商、小曽根乾堂。彼の豊富な人的ネットワークに隠された謎とは。十分に知られていない彼の秘史を求め、末裔夫妻が旅に出た。「時代を刻む篆刻師」「幕末を背後で支えた藩主達」のふたつの“謎解きの旅”の報告書から成る構成で、乾堂と彼の弟達、そして幕末明治の空気感を描き出す。

目次

時代を刻む篆刻師(左内に宛てた四通の手紙;安政の大獄;小曽根築地;黒龍丸顛末記;海援隊とイカルス号事件 ほか)
幕末を背後で支えた藩主達(福井藩と熊本藩;福井、佐賀、柳河藩、そして幕府;加賀藩と佐賀藩、福井藩;佐賀藩と宇和島藩;土佐、薩摩藩、そして三条家 ほか)

著者等紹介

小曽根育代[コゾネイクヨ]
1947年五島市で誕生。四歳の時、父の転勤で長崎市へ移住し、幼稚園から高校までを長崎で過ごす。小曽根家十七代当主吉郎の妻(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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hyena_no_papa

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小曽根乾堂は幕末明治の長崎の豪商。しかし、ただそれだけではなく、勝海舟や坂本龍馬とも交流があり、また将軍家茂や松平春嶽にも拝謁したというから、維新に裏面から関わった重要人物だと言えよう。その小曽根乾堂について小曽根家十七代当主の吉郎氏の監修、妻・育代氏の著というから、これ以上乾堂を語るにふさわしい人物はいないと思われる。総ページ数300を超えるが、文字のポイントを大きくとってあるので視力の落ちた我々にも読みやすい。因みに大河ドラマ「龍馬伝」では本田博太郎が小曽根乾堂を好演した。長崎の幕末維新史を知る好著。

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