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長崎新聞新書
大北電信の若き通信士―フレデリック・コルヴィの長崎滞在記

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  • サイズ 新書判/ページ数 278p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784904561638
  • NDC分類 219.3
  • Cコード C0278

内容説明

一八七一年(明治四)デンマークの大北電信会社によって上海‐長崎‐ウラジオストック間に海底ケーブルが敷設され、いよいよ日本も、国際通信網に組み込まれた。長崎支局に赴任したF・コルヴィ、W.ブラムセン、J.ピーターセンら青年通信士たちは、極東の異文化の中で、それぞれに日記、日本研究書、旅行記などを記した。そこには若い感性で捉えた日本が描かれていて、維新期明治の高揚する世相がリアルに迫ってくる。

目次

第1章 フレデリック・コルヴィの長崎滞在記(コルヴィの日記;コルヴィの日本との出会い―函館;長崎でのコルヴィ―一八七四年;長崎での生活―一八七五年;生活上の変化―一八七六年)
第2章 関連史料篇(ブラムセンの『和洋対暦表』;ピーターセンの『日本回想記』;ニールセンの一八七〇年代長崎の思い出;ホスケアの日本訪問記;明治期の大北電信会社)

著者等紹介

長島要一[ナガシマヨウイチ]
コペンハーゲン大学異文化研究・地域研究所DNP特任研究教授、同研究所アジア部部長。1946年、東京生まれ。日本・デンマーク関係史の権威であるとともに、森鴎外、アンデルセンの研究・翻訳家としても知られる。第三回森鴎外記念会賞、第三一回日本翻訳出版賞、2002年コペンハーゲン大学最優秀教師賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

定年おやじ

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著者の講演を聴いて買った。明治四年、長崎と上海、ウラジオストック間に海底ケーブルが敷設され、デンマークから若い通信士がやってきた。彼らの残した日記に若い感性で捕らえた長崎、日本があった。幕末から明治を迎えた当時が彷彿とします。2013/05/19

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