内容説明
平戸港の一画にあったオランダ商館は、大航海時代を象徴する日本最初の洋風建築だった。石造三階建の堅牢な建物は、完成後、わずか二年で幕府によって完全に破壊されてしまう―。それから四世紀。いま商館はふたたび壮麗な姿を現した。復元のための緻密な発掘調査、国内外史料の猟渉と研究を重ね、その全容がほぼ明らかになった。
目次
1 オランダ東インド会社
2 三浦按針の活躍
3 松浦隆信
4 商館長クーケバッケルとマニラ・マカオ侵攻計画
5 鎖国と商館破壊
6 商館跡の発掘調査
7 平戸オランダ商館の復元
著者等紹介
萩原博文[ハギワラヒロフミ]
1949年、松浦市生まれ。平戸市教育委員会和蘭商館復元推進室長として平戸オランダ商館の発屈調査・研究に従事。現在、平戸市教育委員会学術専門幹(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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