周産期のこころのケア―親と子の出会いとメンタルヘルス

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周産期のこころのケア―親と子の出会いとメンタルヘルス

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  • サイズ B6判/ページ数 157p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784904536193
  • NDC分類 495.8
  • Cコード C3011

内容説明

本書は、周産期心理臨床に長年携わってきた臨床心理士によって書かれた、入門の1冊です。周囲に望まれなかった妊娠、夫婦の不仲、不妊、死産、早産、リスクを抱えて生まれてくる子どもたち…。親と子が出会い、関係を築いていくプロセスには、それぞれ固有の物語が存在しています。NICUや周産期医療における「こころのケア」では、これまで親子がたどってきた道のりに思いをはせながら、目の前の親子を抱える「器」として機能していくことが一番重要なことだと著者は言います。同分野にかかわる心理スタッフだけではなく、助産師、看護師、小児科医、産科医など必読。

目次

第1章 周産期における親と子の出会いとメンタルヘルス(親と子が出会うということ;妊娠・出産のメンタルヘルス)
第2章 現代の医療と妊娠・出産(妊娠から出産までの心理的課題;リスクを抱えて生まれてきた赤ちゃんと家族 ほか)
第3章 NICU入院となった赤ちゃんの母親の精神的健康と子どもへの感情(満期産で元気に生まれてきた赤ちゃんの母親との比較;出産後の抑うつと母親愛着が1年後に与える影響 ほか)
第4章 周産期医療における親子の関係性への支援(NICUにおける関係性支援の試み;周産期の心理的ケア ほか)
第5章 周産期医療における心理臨床(周産期における心理的ケアの特殊性;目の前に赤ちゃんが“いる”ことの意味 ほか)

著者等紹介

永田雅子[ナガタマサコ]
山口県生まれ、名古屋大学発達心理精神科学教育研究センター母子関係援助分野准教授、臨床心理士。平成5年名古屋大学教育学部卒業。平成7年名古屋大学大学院教育発達科学研究科修了。平成8年~名古屋第二赤十字病院小児科臨床心理士として勤務(ほかに、大学院在学中より日本福祉大学心理臨床研究センター、南知多町保健センター、昭和荘保育園、知多市子育て総合支援センター、浜松医科大学子どものこころの発達研究センターなどでの心理臨床活動に携わる)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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たらこ

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何かを「する」のでなく、「いる」ことが大事。これも主観性の訓練が必要だよな。周産期は様々な意味で不安定であること、そのためリスクが高いこと、赤ちゃんを通して様々な思いを投影することなどを踏まえながら関わりを考えなくてはいけない。2013/12/31

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