内容説明
2008年に制定されたがん対策基本法の骨格をなす施策として、「がん拠点病院の制定・整備」と「プロフェッショナル養成プラン」がある。本書は、この一環として、不足している緩和医療の人材育成を図るために、京都大学で行われたがんプロフェッショナル養成プラン「緩和医療講義」を書籍化したものである。疼痛コントロールや精神症状、コミュニケーションといった緩和医療における中心的なテーマに加えて、化学療法、放射線療法、リンパ浮腫、地域連携、栄養と輸液などのテーマも取り上げた。多角的な観点から緩和医療について学べるようになっている。
目次
緩和医療総論
疼痛・オピオイドの使い方
痛みのコントロール2
精神症状
化学療法と緩和―そもそもがん医療とは
緩和医療における放射線治療の役割
リンパ浮腫のケア
栄養と輸液
がん性疼痛治療の進歩
がん患者の退院支援
コミュニケーション
消化器症状の緩和
在宅ホスピス
著者等紹介
平岡真寛[ヒラオカマサヒロ]
京都大学医学研究科放射線腫瘍学・画像応用治療学・教授
小川修[オガワオサム]
京都大学医学研究科泌尿器科学・教授
横出正之[ヨコデマサユキ]
京都大学医学部附属病院地域ネットワーク医療部・教授
岸本寛史[キシモトノリフミ]
京都大学医学部附属病院地域ネットワーク医療部・准教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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