内容説明
迷える親たちに、「完ぺきな親なんていないよ」と提言する親への支援プログラム「Nobody’s Perfect」の、一番新しい親用プログラムの本。人間の成長、営み、そして子育てのなかでも欠かせない「感情」「こころの動き」に焦点をあて、乳幼児は何を感じているんだろう、どうして親はこう思ってしまうのだろう、そうしないためにはどうしたらいいのだろう、成長を見守るためにはどうしたらいいのだろう、ということが簡潔にわかる。乳児~児童期(0~5歳)にかけての子ども感情がよくわかる、楽しい本。
目次
1 子どもの感情
2 子どもの感情―誕生~6カ月まで
3 子どもの感情―6カ月~1歳まで
4 子どもの感情―1歳~2歳
5 子どもの感情―2歳~3歳
6 子どもの感情―3歳~5歳
7 親の感情
8 子ども虐待
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ひろか
5
NP6冊目、感情について。リーフレットにして、子育て支援に活用できそう。2015/03/15
るんるん
3
薄くて読みやすい。大事なことはしっかり書いてある。何より、完璧な親なんていない・・・がいい。2011/01/13
キムさんぽ
1
発行が2010年なのに、写真の昭和感が気になって内容が入ってこない2018/09/04
yukiko
1
心理的虐待の中に「親が喧嘩してる姿を見せること」とあった。父が母の悪口言ったり、逆も、いつも聞くの嫌だったなあと思い出した。嫌だって、言えばよかったのかな。今も言えない。でも、小さいこと言い出したら、誰だって毒親になると思う。2013/11/04
中本 雄大
0
これはもともと、1980年代に始まった「Nobody's Perfect(完ぺきな親なんていない)」というカナダの公衆衛生局のプログラムの親向けの本。 内容としては、子どもの0歳~5歳までの感情とのそれに対する親の対応、親の感情とそれに対する対応が分かりやすく書かれている。 これだけシンプルで分かりやすい本はなかなかない。30分もしないで読み切れる。 この年齢の子どもを育ているすべての人に配布して読んで欲しい思えるほど優れた本である。 日本にも母子衛生研究会が出している「それでいいよ だいじょうぶ」h2011/05/04