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サンガ選書
人生は美しく清らかに―潔癖VS清浄

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  • サイズ B6判/ページ数 198p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784904507742
  • NDC分類 184
  • Cコード C0315

内容説明

「きれい」という感覚は主観的なものであり、真理ではない。それでも私たちは各々が都合よく決めた「美しさ」や「清潔さ」の概念に執着し、行き過ぎた「潔癖」に陥ってしまうことさえある。では、本当に清らかに生きるにはどうすればよいのか?お釈迦さまが説かれた「清争」にその答えがある。「きれい」の錯覚から抜け出し、清らかに生きるための智慧と具体的方法を紹介。

目次

第1章 「きれい」と「汚い」の舞台裏(「清潔」についての大きな錯覚;「美」についての大きな錯覚;不幸を招く「美」;仏教が推薦する「美」;外見の美と心の美)
第2章 妄想という汚物(主観というフィルター;主観による判断;貧・瞋・痴による支配;妄想の無限の回転;妄想に囚われた人々;美しい世界を創造するのは自分次第)
第3章 潔癖症の正体(「完璧な自己イメージ」の罠;人生に常につきまとう葛藤;子供の人生の破壊者;生命が何かを認識する過程;認識世界は幻想;解脱の境地へ)
第4章 心の「クリーン度」をチェックする(善悪の基準と自己観察;お釈迦さまの説いた善悪の基準;自分の心に潜む“思考”という名の悪魔;悪思考をなくすための具体的方法)
第5章 絶対的清浄への道(悪思考のパターンから抜け出す訓練;心をきれいに保つ随念;苦しみの彼方の絶対的清浄;中途半端な認識のメカニズム;妄想のループを切るための修行;瞑想の実践的プログラム;解脱のための真理;仏道修行の真髄)

著者等紹介

アルボムッレ・スマナサーラ[アルボムッレスマナサーラ][Alubomulle Sumanasara]
スリランカ上座仏教(テーラワーダ仏教)長老。1945年4月、スリランカ生まれ。13歳で出家得度。スリランカの国立ケラニヤ大学で仏教哲学の教鞭をとったのち、1980年に国費留学生として来日。駒澤大学大学院博士課程で道元の思想を研究。現在は(宗)日本テーラワーダ仏教協会で初期仏教の伝道と瞑想指導に従事。メディア出演や全国での講演活動を続けている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

日々珠

5
「片付けなさい」なんて言われるのきらいなんですよ。私B型なんです。けど掃除で閉塞感を打破するのは好きです。新しい世界を作ると思えてわくわく。そのバランスが書いてあって、我が意を得たりでした。2013/05/14

dwarfjay

1
「食事を摂る」という行為をした場合、それがよい結果になることもあれば、悪い結果になることもある。著者によれば、食事をした時の心の持ち方によって結果が変ってくるのだという。例えば「この健康食品を食べてダイエットしたい」という心で食事をすれば、それは煩悩にもとづく悪い行為だから結果が悪く、「この食事をする事でもう一日生き延びて、その一日でよいことをするのだ」という心であればそれは善行であるから結果が善いのだという。そんなことは考えたこともなかったねー。目から鱗だよ。2013/11/21

たびちゃん

1
ほーーーー。 善悪かぁ〜 何も考えないかぁー。 ほーーー2013/07/04

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