目次
第1部 希望の裁判所(希望の判決どどいつ;家族観に踏み込んだ最高裁)
第2部 希望の裁判官(現職が語る裁判官の魅力―改革の中で増すやりがい;裁判官が弁護士になってみた―他職(弁護士職務)経験は裁判所の「希望」たり得るか
弁護士が裁判官になってみた―弁護士任官体験記
裁判官人事制度の改革―裁判官の人事が見えてきた)
第3部 希望の弁護士(ロースクールから生まれた「あなたに寄り添う弁護士たち」;弁護士の輝く時代へ)
第4部 希望の裁判手続(裁判員裁判が日本の刑事裁判を変えた;民事裁判はこう変わった―改革の歴史と展望;せっかく判決を取ったのに―民事執行制度の改革と展望;変わりつつある家事事件;少年への「寄り添い」―少年事件の根っ子にあるもの)
資料編(司法制度改革審議会意見書目次;シンポジウム紹介;日本裁判官ネットワーク規約;裁判官ネットワークの歩み;J-ネットファンクラブ紹介)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
おさむ
45
「絶望の‥」を読んだのでこちらも読了(笑)。法曹界に進みたい学生さんは必読書ですね。民事訴訟法の改正や裁判員制度の導入、司法試験制度改革など平成の大改革で、司法の現場が大きく変わっていることを再認識。これだけ経済や社会の変化のスピードが速まるなかでは、必然かもしれません。法律関係の専門用語が多く門外漢には読みづらいのは、仕方がないかなあ。2017/01/02
大先生
9
近年、司法・法曹業界にとってネガティブな話題が多く、元裁判官が「絶望の裁判所」などという新書まで書く有様。しかし、実際には司法制度改革などによって、昔に比べ良い方向に変化している部分もあるんですよ、司法・裁判所・判決に「希望」はあるんですよ!ということ等を伝えようとした本です。約6年前の本なので、やや情報が古くなってしまった感はありますが、法曹志望者には参考になる情報が満載の本だと思います。国民の皆様に広く読んでほしいとのことですが、法曹関係者の内輪向けの話ばかりなのでそれは無理だと思います(苦笑)2022/01/11
てくてく
6
新書で話題だった『絶望の裁判所』を意識したタイトル。裁判官の人間らしさ、問題へ真摯に取り組む姿勢などをアピールしている。裁判員裁判や民訴法改正でどのような変化があったのか、また、法科大学院の今後の方向性などにも言及されていて、楽しく読んだ。ただ、冒頭の都都逸は、ちょっと面食らった。2017/01/25
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