内容説明
気はどのように培われるのか―空手道、居合道、技術、経営…どの分野においても突出した人間力を発揮し、現在は、常識では絶対不可能とされる実践を通し、私たち人間にはとんでもない力が眠っていることに気づかせている宇城憲治。瞬時に相手に変化を与えるそのエネルギーの源とは、一体何なのか?その謎、不思議を、野中ともよが聞き手となって、一つひとつ明らかにし、真の人間力発揮への道筋を浮き彫りにしていきます。
目次
第1章 宇城憲治の生い立ち(カテゴリーを超える指導;厳しさと優しさは一体 ほか)
第2章 宇城憲治の仕事時代(本質の追究と技術開発;転換 ほか)
第3章 宇城憲治の武道修業時代(空手の師 座波仁吉先生からの学び;居合の師 川崎武雄先生からの学び ほか)
第4章 宇城憲治の気の世界(時空の変化とは;フォーカスが合うとは ほか)
第5章 宇城憲治の考える教育(「気づく、気づかせる」教育;躾や型に見る事理一致 ほか)
著者等紹介
宇城憲治[ウシロケンジ]
1949年宮崎県小林市生まれ。1986年由村電器(株)技術研究所所長、1991年同常務取締役、1996年東軽電工(株)代表取締役、1997年加賀コンポーネント(株)代表取締役。エレクトロニクス分野の技術者として、ビデオ機器はじめ衛星携帯電話などの電源や数々の新技術開発に携わり、数多くの特許を取得。また、経営者としても国内外のビジネス界第一線で活躍。一方で、厳しい武道修行に専念し、現在は徹底した文武両道の生き様と武術の究極「気」によって人々の潜在能力を開発する指導に専念
野中ともよ[ノナカトモヨ]
NPO法人ガイア・イニシアティブ代表。上智大学大学院文学研究科博士前期課程修了。1979年よりNHKで番組キャスターとして活躍。ジャーナリスト活動のほか、各種社会団体、政府審議会の委員、企業の社外取締役などの役員として活躍。2002年に三洋電機社外取締役に就任、その後2005年~2007年同社代表取締役会長。2007年にNPO法人「ガイア・イニシアティブ」を立ち上げ、地球環境問題、エネルギー問題に取り組んでいる。East West Center研究所(ハワイ大学)客員研究員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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