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出版社内容情報
中井久夫と考える患者が読み解く
"症状と治療(対処)"に焦点をあてた統合失調症の手引書、第2弾!
統合失調症の経過と回復への希望をたどった第1巻『統合失調症をたどる』に続く、中井久夫のテキストを考える患者たちが読み解くシリーズ第2巻。
本書では、統合失調症の経過から症状へと視点を移し、統合失調症の診断の手がかりとなるさまざまな症状を丁寧に取り上げた。各種症状への具体的な対処について、考える患者たちが中井の治療アプローチの原則をふまえて自らの体験をもとに考えを深め、患者たちを縛る特徴的な症状をほどく鍵を見出していく。
あまり語られることのない統合失調症の奥深い体験の深淵を中井と患者がともにたどり、新たな光のもとに症状を照らしだす。
内容説明
症状から学ぶ統合失調症。
目次
第1章 統合失調症理解と治療の手引き/中井久夫(統合失調症の人の自己感覚を推しはかる;治療的接近の予備原則)
第2章 統合失調症の経験/考える患者
第3章 診断と症状/中井久夫・考える患者(統合失調症とはなにか;統合失調症のおもな症状)
第4章 統合失調症をほどく/中井久夫・考える患者(「不安」と「あせり」をほどく;幻聴をほどく―幻聴の聴き方 ほか)
中井久夫が答えるQ&A
著者等紹介
中井久夫[ナカイヒサオ]
1934年奈良県生まれ。京都大学医学部卒業。神戸大学名誉教授。精神科医。文学、詩、絵本など幅広い分野で、英語、ギリシア語、フランス語、ドイツ語などの翻訳書がある。2013年文化功労者に選ばれた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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