内容説明
富と名声のもとに生まれ、不自由無い暮らしと約束された将来。偉業を成した人達の2世は、苦労知らずな人生だと思われがち。だがそこには、我々が想像できない壮絶な苦悩や重圧があった。笑えて、ためになる、学校では教えてくれない、新しい人物伝。
目次
第1章 古代・中世の偉人の息子(世界三大美人の一人・クレオパトラの息子―カエサリオン;アケメネス朝最後の王・ダレイオス三世の娘―スタテイラ;遣隋使を派遣した聖徳太子の息子―山背大兄王 ほか)
第2章 近世の偉人の息子(江戸幕府初代将軍・徳川家康の六男―松平忠輝;三代将軍・徳川家光の息子―徳川家綱;誰もが知る悪役キャラ・吉良上野介の息子―上杉綱憲 ほか)
第3章 現代の偉人の息子(ドイツ帝国初代首相・ビスマルクの息子―ヘルベルト・フォン・ビスマルク;倒幕の立役者・西郷隆盛の息子―西郷菊次郎;江戸の海軍奉行・勝海舟の三女―勝逸子 ほか)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
なつき
10
西園寺公望の娘と結婚していたのが毛利さんだったとは。しかも暴漢を杖で撃退するとは素敵。西園寺家の守り神が弁天様で、嫉妬するから内縁の妻しか持たないって(笑)3人も内縁の妻いたら意味ないと思う。2016/06/15
スプリント
5
偉人の子は偉人にあらず。かと思いきや結構まともな人もいるし、親とは違う分野で活躍した人もいる。2024/05/03
雛坂 五里霧中
3
★★☆☆☆ それなりに面白くタメになる。しかし、読ませようとする文章ではなく早々に飽きが来る。ひたすらWikipediaを読んでる感じ。2020/03/01
たけぼう
2
これはなんか…面白かったけど、表紙のようなバカ息子がいっぱいいたって感じでもないのよ(笑)ちゃんとした息子もたくさん出てくるわよ。2021/11/02
桐一葉
2
ちょいちょい挟んでくる豆知識おもしろかった。アントニオ猪木と倍賞美津子が結婚したはったん知らんかったのが一番びっくりしたわ!2016/01/25