目次
序章 日本の強みが破壊された「時」(変貌していく日本企業;人が去っていくことの怖さ ほか)
第1章 日本の強みを破壊した「2つの報告書」(第一の報告書「新時代の日本的経営」;第二の報告書「年次改革要望書」 ほか)
第2章 日本の強みを活かす「組織」(はじめに人ありき;個人と組織の関係 ほか)
第3章 日本の強みを活かす「戦略」(企業戦略の共有;能力の最適化 ほか)
著者等紹介
小河原直樹[オガワラナオキ]
米国Baylor University国際ジャーナリズム学科で修士課程修了。IT企業でHRコンサルタントとして勤めた後、外資系金融企業で日本およびアジア地域の人事責任者として勤務。現在はオラクル・コーポレーションのPrincipal HCM Global StrategyとしてHCM製品戦略を担当。アメリカの人事専門雑誌IHRIM Journalや学会誌などに人材マネジメントの論文を多数寄稿。21世紀社会デザイン研究学会会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Micky
0
年次改革要望書が毎年アメリカから、政府に出されますが、(これは要望ではなく日本に対する命令に近いものです)これを忠実に実行し、規制緩和や郵政民営化が行われましたね。さらに言えば金融資本主義の何たるかを理解せずに米国の価値観に追従し、またグローバルスタンダードの美名の下に日本の企業は蚕食されたわけです。人材はコスト。コストは削減すべきもと言う日本的な本来の雇用関係を捨てた結果が今の日本の経済力のようです。一握りの人が富を独占する国に夢はありません。2015/04/22
在我壷中
0
2011年発行に問題なく現状にも充分意味を持つのかと。1994年に始まる『年次改革報告書』をその後の小泉政権を竹中平蔵を関岡、原田氏等の著書に眺めながら過ごしたのでしょう。『失われた5年』小泉竹中批判をマスメディアには、私には、果たしてそうだろうか?日米関係安保と、政治を経済をと眺めるに、此処にも記される『日本的経営』『日本人的資質』の喪失、我が国政治の、マスメディアの未熟を、政治家そのもの資質、マスメディアの資質を先ずは問うと。『企業は人なり・人は企業なり』と、企業の企業による企業のための経済、反省在れ2014/08/12
-
- 和書
- 関ヶ原合戦写真集