内容説明
「する改善」による失敗は繰り返さない。A社とB社、失敗例と成功例を取り上げて、経営体として4つの視点によるバランスある改善成功のための考え方、進め方を紹介。改善を推進する側が、指示、徹底すべき“いま為すべきマネジメント”を凝縮した一冊。重点的なマネジメント対象として、改善プロセスと、そのプロセスを協働で展開できる組織能力についての考え方・進め方を提案した。
目次
1 「する改善」と「創む改善」の違い(A社の改善事例:「する」改善例;B社の改善事例:「創む」改善例;事例から学び、活かす点)
2 成果が上がる改善マネジメントとは(改善立案は成果に必要な手段を適切に組み合わせる;改善活動の結果とプロセスを評価し、教訓を次に活かす;推進体制は現場巻き込み協働型で進める)
3 「組織としての改善能力」を開発する(組織としての改善成果実現能力を高める;仕事の基盤づくりと運用;学習機会に職場での業務改善を活かす;学習成果を促進する仕掛け:「動機付けのプロセスマネジメント」;改善を推進するチェンジ・サポートチーム)
著者等紹介
矢代隆嗣[ヤシロリュウジ]
大手コンサルティングファームにて組織・業務・人材構造革新、営業革新、行政評価等を中心に活動した後、株式会社アリエールマネジメントソリューションズを設立。現在、キャパシティ・ビルディング・マネジメントをテーマに民間企業のほか、行政機関、学校、病院など非営利団体へのコンサルティング、研修、講演を行っている。ニューヨーク大学行政大学院(MS‐国際公共機関マネジメント)、エディンバラ大学経営大学院(MBA)卒業。中小企業診断士、日本経営教育学会会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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