内容説明
写真家佐内正史、はじめての詩集。
著者等紹介
佐内正史[サナイマサフミ]
1968年静岡県生まれ。95年、第十二回キヤノン写真新世紀優秀賞受賞。97年に写真集「生きている」(青幻舎)でデビュー。02年「MAP」(佐内事務所)で第二八回木村伊兵衛写真賞受賞。その後も多数の写真集を発表し続け、近年は自主レーベル「対照」より精力的な出版活動を展開している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
sidmar arai
1
写真家・佐内正史さんの詩集。何かのタイトルのようだったり、歌のサビだけみたいだったり、標語のようだったりと、形式にとらわれず、自由に言葉を発している。その軽やかさがなんか羨ましい。2012/11/26
Cell 44
0
「人に聞いたんだけど/お皿って上に開いてる/ラーメンとかカレーがはいって/ぐちゃぐちゃですね/いっぱい並んでいると/お花畑のようだね/お皿の上にのってるものは/食べるとなくなっちゃう/お皿が上に開いてる/重力の関係?/もちやすい!/花瓶じゃないもんね/「どうぞ…」」この人の詩はなんでもなくなみだがながれそうになる。とても好きだ……。2015/12/24