Kishio Suga 菅木志雄

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ A5判/ページ数 256p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784904257296
  • NDC分類 712.1
  • Cコード C0070

内容説明

国際的な評価が高まる「もの派」を代表する作家として、“もの”と“場”への思考をめぐらしてきた菅木志雄。1960年代後半から絶えまなく続く制作の意義を、作品、作家自身の言葉と数々の言説によってたどります。

目次

論考1(菅木志雄論―地に身、間に感、空に考;菅木志雄の制作の基本とアクティヴェイションの構造;菅木志雄―境界線上の身体)
菅木志雄 論考(転移空間;「転移空間」解題;みえない世界のみえない言語;“放置”という状況;場の論理―アースワークによせて;周辺を束ねて界端を開く)
論考2(菅木志雄論のために(思想篇)
ヒエラルキーなき空間
もうひとつの菅木志雄論
事実のエチカ―菅木志雄ノート)

著者等紹介

菅木志雄[スガキシオ]
1944‐。1960年代後半より木や石などを用い、自然物とそれを取り囲む空間を探求し続けている美術作家。多摩美術大学に学び、在学中の1967年にシェル美術賞展で第一席に入選した菅は、自然物や建材を仮設的に配置する独自の制作手法によって、未加工の物質を作品として提示し、当時「もの派」と呼ばれた作家の1人として注目を浴びた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。