内容説明
本書では「本草商店街」を舞台に、漢方薬局に勤める薬剤師の姜乾(きょうかん)と、そのお父さんで中医師の姜生(きょうしょう)が、中薬の性能・炮製技術・産地と採集などの事柄から中薬学の面白さを再発見していきます。あなたもどうぞご一緒に。ページをめくると物語のはじまりです。
目次
中薬の性能(自然の産物がなぜ薬になったの?;中薬の四気五味と昇降浮沈;中薬の帰経と薬性理論;中薬七情と配伍)
炮製技術(中薬の炮製;調味料が薬に?輔料のはなし;解毒と胃気;環境と用薬治療;穀物の炮製輔料;加熱炮製と薬性;加熱炮製の輔料と効能;輔料で広がる加熱炮製の役割)
産地と採集(生育地と薬性;生産技術の道地性;中薬の採集と季節;採集時期と取象類比)
中薬の応用(中薬はぜんぶ毒?;本草の調和こそが薬)
著者等紹介
石井尊子[イシイタカコ]
英国マリーレイド・スクール・オブ・ビューティー卒業。広告代理店、化粧品・アパレルメーカーの海外部勤務を経て、2012年より漢方製剤を扱う製薬会社の学術課に勤務。2008年北京中医薬大学日本校中医薬膳科修了。2011年北京中医薬大学日本校中医中薬専攻科卒業。同年国際中医師の資格を取得(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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