内容説明
日本初の体系的な中医皮膚科の大著。230種に及ぶ疾患・症状を網羅し、内服・外用・針灸・その他の療法を駆使した効果的な治療法を提示。
目次
総論(中国における皮膚科学の発展;中医皮膚科の概要;中医学における皮膚の生理;皮膚疾患の病因・症状・診断;皮膚疾患の中医治療 ほか)
各論(頭部・顔面部の皮膚疾患;顔面部の接触性・色素沈着性病変など;口腔・口唇の皮膚疾患;頚部・項部の皮膚疾患;体幹部の皮膚疾患 ほか)
著者等紹介
徐宜厚[ジョギコウ]
1940年、湖北省武漢市生まれ。主任医師、教授、全国的に著名な中医皮膚科の専門家。第2回全国継承老中医薬専家学術経験指導老師、シンガポール中華医学会学術顧問等。1963年、武漢中医学院中医本科卒業。卒後、武漢市中医院に配属され、武漢の名医・単蒼桂に就いて中医外科の臨床に従事。1974~75年、北京で名医・趙炳南に就いて中医皮膚科を研修。皮膚病に対する中医治療の経験が豊富で、湿疹・蕁麻疹・銀屑病・血管病・膠原病等の治療を得意とする
村上元[ムラカミゲン]
1974年名古屋大学医学部卒業。1975年東京大学医科学研究所。1981年米国クリーブランドクリニック留学。1982年成城木下病院。1994~96年中国上海中医薬大学留学。2000年奥沢クリニック。2014年鎌野病院
田久和義隆[タクワヨシタカ]
大阪大学理学部数学科卒業。1994~99年南京中医薬大学留学。中医翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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- 和書
- 黒い裾 講談社文芸文庫