米騒動・大戦後デモクラシー百周年論集〈1〉

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  • サイズ 46判/ページ数 308p
  • 商品コード 9784904213681
  • NDC分類 210.69
  • Cコード C0031

内容説明

米騒動の始まりは、炭鉱・造船・製鉄所が集中し、朝鮮・中国・東南アジアの米・資源を奪って来てシベリア出兵への乗船地でもあった北九州~広島湾沿岸であり、富山県ではなかったことが明らかになっている。最激化地で寺内内閣倒壊の止めをさし、最初の政党内閣への道を開いた地でもある。それ故、百周年全国研究会は北九州から始めたが、本書第1・2巻もそれらの地域を中心とする。

目次

一〇〇周年・一五〇周年を迎えた「米騒動」と「維新」の内的関係(井本三夫)
米騒動と植民地朝鮮(趙景達)
東南アジア米輸出ネットワークと米騒動(佐藤いづみ)
炭鉱労働者にみる米騒動の表出―常磐炭田の労働争議(赤城弘)
広島県の「米騒動」・大戦後デモクラシー(是恒高志)
米騒動と民衆―神戸を事例として(藤田貴士)

著者等紹介

井本三夫[イモトミツオ]
1930年生まれ。元・茨城大学理学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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