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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ゆきこっち
8
終戦後の悲劇。北方領土、北朝鮮に渡った日本人妻・拉致被害者。私は日本人なのにほとんど知らなかった話で、この本を読む事ができて本当に良かった。是非日本人なら読んで欲しいと思うが、全世界の人に読んで欲しい。 そして一刻も早く、北方領土の返還・拉致被害者や日本人妻の帰国が叶う事を強く願います。2018/04/17
miu_miu
2
戦後の樺太でのソ連侵攻や、北朝鮮への帰国事業で悲惨な人生を歩んだアキとカズの双子の物語。著者は現役の産経新聞社員で韓国問題に詳しい人。史実をもとにした準ノンフィクション小説で、自衛隊による奪還作戦計画などは実際にあった知られざる事実だそう。中南米への「棄民」政策、イラン革命時に在留邦人保護のため飛行機を送らなかったことなどと同様に、この国の政治家、官僚、マスコミは国民を守る意識も能力もないことがよく伝わってきます。著者が本書について「カツヤマサヒコShow」で語っていますのでU-TUBEもご覧ください2016/03/01
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