ラブライブ！という奇跡―彼女たちはなぜ社会現象になったのか

烏丸 朔馬【著】

サイゾー（2016/01発売）

• サイズ B6判／ページ数 213p／高さ 19cm
• 商品コード 9784904209882
• NDC分類 778.77
• Cコード C0030

内容説明

アニメ第１期で繰り返された「○○○○」のヒミツ。「μ’ｓ」は何故「Ａ‐ＲＩＳＥ」に勝てたのか？劇場版に登場した「女性シンガー」の正体に迫る！「μ’ｓ」の解散についてアリストテレスが語る！？「ｌｉｌｙ　ｗｈｉｔｅ」の面白さは彼女たちの「素質」にあった。ラブライバーのアツい心を心理学から徹底分析！公式が施した「５年間の壮大な仕掛け」とは！？あの“羽”を受け取ったのは？みんなで起こした奇跡の裏には、様々な仕掛けやヒミツが隠されていた…！？

目次

第１章　これまでの『ラブライブ！』（『ラブライブ！』とは；キャラクター　ほか）
第２章　『ラブライブ！』の真の魅力に迫る！（怒濤の１分１２秒；高坂穂乃果という人間　ほか）
第３章　『ラブライブ！』はなぜ社会現象になったのか（結論は「オタクを部屋の外に出したこと」；世の中の「２種類の人間」　ほか）
第４章　これからの『ラブライブ！』―羽を受け取ったのは（空から舞い降りた羽；『ラブライブ！』はまだ終わっていない！　ほか）
第５章　『ラブライブ！』が教えてくれた大切なこと（彼女達からのメッセージ；穂乃果と海未の贈答歌　ほか）

著者等紹介

烏丸朔馬［カラスマサクマ］
１９９０年生まれ。作家・ライター・個人事業主。東京大学文学部を卒業後、在学時に専攻していた心理学を元にしたオタク業界の分析・考察を基軸に、考察本や小説の執筆を行う。また、声優として朗読イベントに出演したり、ゲストとして日本テレビのバラエティ番組に出演したりと多角的な経歴を持つ（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[check mate]

畑亜貴は天才である。

2016/03/25

[センケイ (線形)]

市場やマーケティングの観点から作品に考察を加えている、やや希少な本。ヒットに至る理由の根拠を、キャラの魅力の言及だけに頼らず、社会における位置づけや工夫されたギミックなどにも求め、広く捉えている。誤植の精査不足や、商業ベースに感じられるオチを多用している点については、非常にもったいないところだが、社会との相互作用や影響、最後になにが残されるかについての言及など、幾つかの観点に光が当てられたと言えるだろう。これをきっかけに後続の考察本が現れてくることを願いたい。

2016/02/18

[がじらんむ]

感想→なし

2016/02/06

[かいだこ]

「μ's」総括、という感じ。考察はよくある理論をただ引いてきただけみたいのが多かった……

2020/02/09