内容説明
定家ほど、現在まで誤解され続けた歌人はいない。定家の崇拝者たちによって作られたステレオタイプの偶像が剥がされるそのとき、真の実像が浮かびあがる。気鋭の歌人が書き下ろした透徹の藤原定家論。
目次
定家の時代
定家という歌人
こぬひとを―本歌取り
かげもなし―定家ジェネレーター
ゆめのうきはし―紫式部の呪縛
俊成と西行
六条家との確執
西園寺との縁組み
式子内親王―定家葛
最勝四天王院―秋とだに
達磨歌
後鳥羽院―承久の乱
新勅撰集―嵯峨中院障子歌
歴史の中の和歌―小倉百人一首の成立
定家を継ぐ者たち―歌道の相伝
返歌
著者等紹介
田中紀峰[タナカノリミネ]
1965年長崎県生まれ。歌人、大学教授。専門は数理芸術(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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