内容説明
子どもたちには興味・関心のある音楽がある。しかし、音楽授業では、教科書等をもとに、興味・関心をもたせようとする音楽を扱う。このような子どもたちの感覚と授業内容のギャップを埋める授業構想の考え方や方法として、本研究は「マネジメント」の考え方に注目し、主体的・創造的な音楽活動をうながすための教師の役割を「授業マネジメント」としてとらえる。
目次
第1章 研究の背景と目的・仮説・方法
第2章 子どもの身近な音楽と授業マネジメント
第3章 子どもの身近な音楽を起点とする授業マネジメントの実践事例
第4章 高学年児童の「子どもの身近な音楽」とは
第5章 「器楽の活動」における授業マネジメントの方法
第6章 子どもの身近な音楽による授業マネジメントの実践事例の検証
第7章 研究の総括
著者等紹介
中山由美[ナカヤマユミ]
1991年千葉大学大学院教育学研究科修了、教育学修士。2013年東京学芸大学大学院連合学校教育学研究科修了、博士(教育学)。千葉市立犢橋中学校、千葉市立椿森中学校、千葉大学教育学部附属中学校、千葉市立真砂第四小学校、千葉市立西の谷小学校を経て、お茶の水女子大学附属中学校に勤務。埼玉大学教育学部非常勤講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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