内容説明
ヒデトシのお兄ちゃんはちびっこで、なきむしで、えばりんぼう。ヒデトシはそんなお兄ちゃんを大好きなのですが…。ダイスケ、マナブ、ヒデトシの仲良し３人組シリーズ第三弾。
著者等紹介
くすのきしげのり［クスノキシゲノリ］
１９６１年徳島県生まれ。小学校教諭、鳴門市立図書館副館長などを経て、現在は児童文学を中心とする創作活動と講演活動を続けている。絵本『おこだでませんように』、『メガネをかけたら』（ともに小学館）が、青少年読書感想文全国コンクール課題図書となる。『おこだでませんように』は、第２回ＪＢＢＹ賞バリアフリー部門受賞。『ともだちやもんな、ぼくら』（えほんの杜）は、第３回ようちえん絵本大賞受賞
福田岩緒［フクダイワオ］
１９５０年岡山県生まれ。『がたたんたん』（ひさかたチャイルド）で絵本にっぽん賞受賞（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
たまきら
37
すごく好きなシリーズの、一番好きなお話みたいです。弱いようなへたれさんなような、でも優しいにいちゃんがおまぬけな姿をさらすたびに、オタマさん大笑い。何度読んでも大うけの絵本です。2019/05/25
chiaki
35
ダイスケ・マナブ・ヒデトシのともだシリーズ。ヒデトシのお兄ちゃんの登場の仕方に時代を感じる！笑 でも長女はこのカッコつけで間抜けなお兄ちゃんが気に入ったようです。年下に威張り散らすお兄ちゃんがむしろ可愛くてしょうがない！でもやっぱりお兄ちゃんはさすが、頼りになるね♡関西弁の小気味良い会話、夏の読み聞かせに使いたい！最後は裏表紙を見せることも忘れずに♪2021/07/01
たまきら
30
きったない間抜けな、でも愛すべきにいちゃんにオタマさんと大笑い。これ、もっとシリーズあるのかな？さがしてみよう。2018/06/29
わむう
23
ヒデトシ・マナブ・ダイスケ三人の仲良しシリーズ。ヒデトシのお兄ちゃんは弟たちが行くところ行くところついてきて構いたがります。どうやら同級生からは仲間外れにされてしまっているようです。一所懸命、年上ぶって釣りの仕方を教えようとするのですが一番へたで、しかも川に落ちて泥だらけに。そこに意地悪な上級生が現れて３人から釣竿を取り上げようとします。3人のピンチを見たお兄ちゃんは泥まみれの体で追い払います。その姿を見て「やっぱりうちのお兄ちゃんは強くて優しい」と見直すヒデトシでした。 2019/10/29
ヒラP＠ehon.gohon
19
くすのきさんと福田さんの描くともだちシリーズに、ヒデトシのお兄ちゃん登場です。 精いっぱいカッコつけようとしても、なんだか頼りなさそうですが、アニキとしてのプライドはしっかりと持っていました。 結果オーライで憎めないお兄ちゃんに拍手です。 2018/09/07
