目次
第１章 「海道」の奥州合戦（鎌倉幕府の東海道軍と逢隈湊；有力御家人による東北地方の分割）
第２章 「海道」の御家人制（陸奥国の御家人制；武石（亘理）氏の動向
相馬氏の動向
標葉氏の動向）
第３章 「海道」の南北朝動乱（北畠顕家の政権と「海道」地域・阿武隈川水系；白河結城氏の進出；「海道」を行き交う軍勢）
著者等紹介
七海雅人［ナナミマサト］
１９６８年、宮城県仙台市生まれ。東北学院大学文学部歴史学科教授（現職）。東北大学大学院文学研究科修了、博士（文学）。専門は日本中世史。現在は、中世政治制度史の研究（鎌倉幕府・室町幕府・主従制度など）、中世東北地方史の研究（平泉藤原氏の政治権力・板碑と霊場の世界など）、中世東北地方関係史料の集成・東日本大震災津波被災地における歴史的景観の復元、などの研究課題にとり組んでいる（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
吃逆堂
0
震災復興のための「よみがえるふるさとの歴史」シリーズ。福島県浜通り地域の鎌倉・南北朝時代史について、武士団の内部構造から同地域の位置づけまで、わかりやすく論じている。文体も平易で読みやすい。いかんせん、もうちょっと手に取りやすい表紙であれば…。2016/03/08
