内容説明
終戦70年の節目に贈る感動巨編。在満30年元新聞記者の記した愛と抒情と血涙の記録。不可侵条約を冒し満洲に侵攻したソ連軍は、8月11日夕刻空爆を開始した。ソ連の捕虜となったハルビンの日本人男子は約1万人。食糧も与えられず、荒れ狂う暴風雨の中に野宿を強いられ、多数の死者を出した。
目次
序章 愛児達に遺す書
第1章 在満三十年の走馬灯―侵略の魔手から中国を守った日本人
第2章 玉砕から一転してそれ逃げろ―列車にも乗れず延々長蛇の列
第3章 東満洲死の大行進―天皇陛下自決の公表に悲涙潜々
第4章 凄惨!ハルビンの難民生活―四面楚歌に囲まれた敗戦民族
第5章 満洲ところどころ―懐かしの山河は生きている
第6章 徒然草
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