内容説明
温泉研究家にして一級建築士の温泉チャンピオン郡司勇が厳選した本物の温泉×伝統建築の宿。
目次
東北地方
関東地方
東海地方
信越地方
近畿・中国・四国地方
九州地方
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
T2y@
40
先週受講した温泉ソムリエ講習での推薦書。古き良き木造建築の温泉宿を、一級建築士で温泉チャンピオンの筆者が厳選。伝統にはやはり理由があり、宿も湯も歴代の癒しが染み込んでいるかの様。しかしこれら伝統建物は一度何かあると再建が難しく、奇しくも本書も出版社の倒産により入手困難との事。大雨や外出自粛が落ち着いた頃、機会あれば躊躇なく訪うべく、今はステイホームで想いを馳せるのである。2020/07/26
田氏
17
個人的に全幅の信頼をおいている温泉チャンピオン、郡司勇。本職は一級建築士のはずなのだが、もはや入湯家とでも呼ぶ方が適切かもしれない。その目と鼻と肌と舌で味わった温泉の数、出版当時(2010年)で6900施設。なお現在のプロフィールは8500となっている。熱意も度を越すとドン引きするけど、さらに度を越すと限界突破して感動すら生まれるんですねと、ちょちょ切れた涙はナトリウム・カリウム－塩化物泉の味がした。うまくねえよ。とにかく、この著者はそういうヤバい奴だ。そいつがちょっと本業の建築を思い出した。そんな本だ。2021/06/11
