隠された造血の秘密―腸管造血説と幻の造血幹細胞 (改訂版)

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  • サイズ B6判/ページ数 383p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784904155158
  • NDC分類 491.329
  • Cコード C0047

内容説明

STAP細胞は、「存在しない」と言い切れるのか。千島学説研究の第一人者が、それでも「STAP細胞は存在すると考えている」と語る、その真意は…納得か?驚愕か?進化する科学の世界で、既成の生物学を超えた千島学説の新たなるチャレンジ。

目次

腸管造血説とは
生物学という学問のとらえ方
生気論を葬ったウィルヒョウの呪縛
ルイセンコ学説と獲得形質遺伝論争
レペシンスカヤの細胞新生説と生命の起源の謎
千島喜久男の赤血球分化説と腸管造血説
国会証言までした森下敬一の活躍
骨髄移植による骨髄造血幹細胞発見
幻の造血幹細胞
驚くべき幹細胞の可塑性とiPS細胞発見の衝撃
プリオン学説によるセントラルドグマ崩壊の危機
細胞を構成する基本小体は存在するか?
腸管造血説の総括と生気論的医学の複雑
エピジェネティクス(epigenetics)とSTAP細胞論争

著者等紹介

酒向猛[サコウタケシ]
1950年生まれ。岐阜県恵那市出身。1976年、順天堂大学医学部卒業。1986年、名古屋大学大学院医学研究科卒業、岐阜県立多治見病院へ赴任。1988年、医学博士。岐阜県立多治見病院外科部長兼中央手術部部長、島村トータル・ケア・クリニック副院長を経て、2014年10月より静岡富沢病院勤務。千島学説研究の第一人者。ゲルソン療法などガンの代替療法にも積極的に取り組んでいる。千島学説研究会理事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

0923

2
千島学説2冊目。誠実な人柄が伝わってくる。千島学説を理解するには、現代の主流治療法に至った経緯を知る必要があるため、現代医療の基礎となる定説の歴史が描かれている。定説の歴史が分かりやすく書かれており、現在の医療定説が権威や発言力によっていい加減に決められてきたことが分かる。つまり、現代医療の土台そのものが誤りであり、医師も患者もその誤りに気付かずに医療を行い、受けていることを示している。「生命の自覚」を読んだ限りでは成否は判断できなかったが、歴史を紐解いたこの書を読む限り、千島学説は正しいと思える。2024/06/03

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