内容説明
エネルギー、環境、教育、地球に警鐘を鳴らす“海野宇宙学”の総決算。自分より優れた天文学者を40人輩出したという「海野スクール」の主宰者が次代に託すメッセージ。
目次
第1章 エネルギー(将来世代エネルギーの展望―将来世代エネルギー学概論;エコエティカの太陽エネルギー工学 ほか)
第2章 地球環境(地球の温暖化は防げるのか;不思議な不思議な地球環境 ほか)
第3章 教育(再び「ゆとり教育」について;寓話による科学教育 ほか)
第4章 宇宙性(宇宙と宇宙性について;宇宙性とは何か ほか)
著者等紹介
海野和三郎[ウンノワサブロウ]
1925年埼玉県さいたま市生まれ。東京帝国大学理学部天文学科修了。東大教授、近畿大学教授、先事館先事研究所長などを歴任。東京大学名誉教授。現在、NPO法人東京自由大学学長。天文学者。理学博士。専門は理論天体物理学。量子力学を天文学に導入するにあたり先駆的な業績を上げる。磁場中の吸収線形成のUnno方程式の発見や、恒星の大気における振動の理論研究において学問的業績を残す。また、現在の国立天文台の理論研究部の基礎を築く。多くの理論天文学者を育成したことで知られ、海野学校、海野スクールと呼ばれる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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