内容説明
老子の教えは太極拳の考え方そのものであり、太極拳を修練することは、『老子』を修練することでもある。太極拳は道(タオ)との合一を目指す。
目次
太極拳と陳家砲捶
「むすび」の力・粘を練る
無為自然と太極拳
最適化の道・「化」を知る
呼吸を練る
生成の働き
捨己従人と合気
陰陽転換の「機」と水
「形」からの解放
玄徳を得る〔ほか〕
著者等紹介
清水豊[シミズユタカ]
1960年生まれ。10代より八卦拳、楊家太極拳、合気道、大東流、新陰流、立身流などを修行する。また中央大学、国学院大学大学院、国立台湾師範大学などで神道や中国思想の研究を行う(専攻は思想史)。大学院在学中から植芝盛平の神秘思想に関する論文を多数発表。現在は執筆のかたわら八卦門両儀堂で太極拳、八卦拳、合気之術の教授を行っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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