出版社内容情報
なつかしの70年代。高松塚古墳発見・邪馬台国論争・遮光器土偶宇宙人説・縄文ブーム。スサノオ・アマテラス・ヤマトタケル等、あのころのヒーローたちが、いまではコミック・アニメ・映画・ゲームで活躍中!
『まぼろしの邪馬台国』『隠された十字架』『騎馬民族国家』他、キャラのルーツがわかる元ネタ本を全網羅。
第1章 古代史ブームとオタク文化の接点
第2章 伝奇ロマンの勃興
第3章 未来としての「古代文明」
第4章 縄文ブームの逆説
第5章 土偶の姿のキャラクターたち
第6章 銅鐸コンピュータ説
第7章 三角縁神獣鏡の不遇
第8章 装飾古墳の啓示
第9章 スサノオの変容
第10章 英雄ヤマトタケル
第11章 神武天皇と神功皇后
第12章 埴輪と武神
第13章 聖徳太子の諸相
第14章 フィクションの中の「キリスト伝説」
第15章 稗田礼次郎と宗像伝奇
貴方はゲームやマンガの中で、明らかに日本語表記のためのものなのに、日常生活ではお目にかかったことがないような文字を見たことはないだろうか。それらにはしばしば神代(じんだい)文字(漢字伝来以前の古代日本で使われていた“とされる”文字)が含まれている。
貴方は、アニメや特撮作品のメカや登場人物として「アマテラス」「スサノオ」「ツキヨミ」「オモイカネ」「カグツチ」「ワダツミ」などの名(もしくはそれらをもじったと思われる名)をみかけたことはないだろうか。これらはもともと日本神話での神名である。
これらの事実からうかがえるように、日本神話・古代史はサブカルチャーにとって重要なネタ元となっている。
(中略)
古代史ブームが実質的に終わった後も、そのミーム(文化的遺伝子)はサブカルチャー全般に広く浸透し、今も日本神話・古代史モチーフの作品を再生産し続けている。
本書は、日本のサブカルチャー変革期と古代史ブームとの関係を検証し、さらに未来への展望を示そうとするものである。
内容説明
コミック・アニメ・ゲームで活躍するキャラのルーツはこれだ!徹底分析・元ネタ本を全網羅。
目次
古代史ブームとオタク文化の接点
伝奇ロマンの勃興
未来としての「古代文明」
縄文ブームの逆説
土偶の姿のキャラクターたち
銅鐸コンピュータ説
三角縁神獣鏡の不遇
装飾古墳の啓示
スサノオの変容
英雄ヤマトタケル
神武天皇と神功皇后
埴輪と武神
聖徳太子の諸相
フィクションの中の「キリスト伝説」
稗田礼二郎と宗像伝奇
著者等紹介
原田実[ハラダミノル]
1961年、広島市生まれ。龍谷大学文学部卒業、出版社勤務、広島大学研究生、昭和薬科大学助手を経て郷里で執筆活動を続ける。元「市民の古代」研究会代表。と学会会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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