出版社内容情報
名著『戦争論』の著者・クラウゼヴィッツが『戦争論』以外に発表した論文・書簡から一般に馴染みやすいものを選んで構成した。本書は、戦術は如何にあるべきか、名将の条件とは何かなど、分かりやすく解説されている。
はじめに
第一章 イエナ・アウエルシュテットの戦い
ナポレオン軍の進入
アウエルシュテットの敗北
プロイセン軍の退却
第二章 ナポレオンのロシア遠征
クトゥーゾフ将軍の戦略
マクドナルド将軍とヨルク将軍の確執
ヨルク将軍とロシア軍との休戦協定
ナポレオン退位の原因となったヨルク将軍の決断
ナポレオンの戦略の特徴と敗因
第三章
内容説明
戦争はいかに遂行されるべきか。将たるものいかに決断すべきか。孫子と並び称されるクラウゼヴィッツの戦記。
目次
第1章 イエナ・アウエルシュテットの戦い(ナポレオン軍の進入;アウエルシュテットの敗北;プロイセン軍の退却)
第2章 ナポレオンのロシア遠征(クトゥーゾフ将軍の戦略;マクドナルド将軍とヨルク将軍の確執;ヨルク将軍とロシア軍との休戦協定;ナポレオン退位の原因となったヨルク将軍の決断;ナポレオンの戦略の特徴と敗因)
第3章 名将シャルンホルスト論(イエナ・アウエルシュテットの戦いでの活躍;プロイセン軍の改革;精神の独創性と人を心服させる力;新作戦理論のもとに軍の制度、訓練、戦闘規制を制定;勇敢さと慎重さを兼ね備える;戦場にふさわしい決断力と確固たる態度)
第4章 ワーテルローの戦い前後(連合軍の勝利;ナポレオン二世の登場を待望するパリ市民)
著者等紹介
金森誠也[カナモリシゲナリ]
1927年、東京生まれ。東京大学文学部独文学科卒業。日本放送協会勤務後、広島大学教授、亜細亜大学教授、静岡大学教授、日本大学教授を歴任。現在は著述家、翻訳家として活躍。専門はドイツ文学、ドイツ思想。日本ショーペンハウアー協会評議員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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