セルフケア看護―基礎から実践まで学べる

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  • サイズ B5判/ページ数 183p/高さ 26cm
  • 商品コード 9784904084335
  • NDC分類 492.9
  • Cコード C3047

内容説明

セルフケア看護は、具体的にどのように展開すればよいのでしょうか?その具体的なツール(道具)として、セルフケアを行う力を測る質問紙「SCAQ」(Self‐Care Agency Questionnaire)を使った対話を通した支援では、SCAQの得点傾向からセルフケアを行う力に関する強みと課題が具体的に見えますし、SCAQの得点について対話する中で生活を共に振り返ることができます。本書では、セルフケア看護の具体的な実践内容の1つとして、このSCAQを活用したセルフケア看護について解説していきます。

目次

第1章 セルフケア看護の基本(セルフケアおよびセルフケア能力の概念;セルフケア看護の根底に流れる理念 ほか)
第2章 セルフケア看護を行うための実践的指標:SCAQ(セルフケア看護とSCAQ(Self‐Care Agency Questionnaire)
セルフケアを捉える指標としてのSCAQ ほか)
第3章 具体的な事例(看護展開)から学ぶセルフケア看護(糖尿病をもつ人へのセルフケア看護―セルフケアを継続すること:完璧すぎる目標から幅をもたせた目標へ;脳梗塞を発症した人へのセルフケア看護―関心が高い時期にセルフケアの意思決定を支えること ほか)
第4章 セルフケア看護に関する看護師の学びと組織のサポート(セルフケア看護を行うために必要なこと;実践的な取り組み(その1):施設内サポートとしてのセルフケア支援研究会 ほか)
第5章 多職種が目指すゴールとしてのセルフケア(セルフケア看護と多職種連携;セルフケア看護と多職種協働(その1):糖尿病腎症外来における多職種協働のセルフケア看護 ほか)

著者等紹介

本庄恵子[ホンジョウケイコ]
日本赤十字看護大学教授。福岡県生まれ。日本赤十字看護大学卒業。日本赤十字看護大学大学院看護学研究科修士課程修了。日本赤十字看護大学大学院看護学研究科博士後期課程満期退学、博士号(看護学)取得。武蔵野赤十字病院(看護師として勤務)、日本赤十字看護大学講師、准教授を経て、2011年から現職

野月千春[ノズキチハル]
独立行政法人地域医療機能推進機構(JCHO)東京新宿メディカルセンター副看護部長。青森県生まれ。東京厚生年金看護専門学校卒業。放送大学教養学部卒業。千葉大学大学院看護学研究科看護システム管理学病院看護システム管理学専攻修了。旧東京厚生年金病院(現JCHO東京新宿メディカルセンター)勤務

本舘教子[モトダテノリコ]
聖マリアンナ医科大学病院副院長・看護部長。山形県生まれ。信州大学医療技術短期大学卒業。財団法人三友堂病院、財団法人三友堂病院看護専門学校、聖マリアンナ医科大学病院勤務(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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