病誌から考える精神科面接―studia patho‐graphica et casistica

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病誌から考える精神科面接―studia patho‐graphica et casistica

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  • サイズ A5判/ページ数 216p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784904074848
  • NDC分類 493.72
  • Cコード C3011

出版社内容情報

「歴史上の人物に精神科診断をつけること」と誤解されやすい病誌(病跡学)は、本来は歴史上の人物の言動やその著作から精神疾患の可能性を検討することを出発点とし、その疾患とどのように向き合ったかを解き明かすことにあります。病誌のもつ大きな可能性と、精神科面接のちょっとした工夫のヒントを本書から見つけてください。

内容説明

「歴史上の人物に精神科診断をつけること」と誤解されやすい病誌(病跡学)は、本来は歴史上の人物の言動やその著作から精神疾患の可能性を検討することを出発点とし、その疾患とどのように向き合ったかを解き明かすことにあります。本書では、たとえばスピノザやゲーテ夫人などの病誌を通して、精神科面接のエッセンスを探る試みを行いました。病誌のもつ大きな可能性と、精神科面接のちょっとした工夫のヒントを本書から見つけてください。

目次

第一章 此性haecceitasと此的螺旋性haeliceitas
第二章 人はどのように立ち直るのか アントン・フォン・ヴェーベルン
第三章 人はどのように立ち直るのか その二 アルトゥール・オネゲル
第四章 人はどのように立ち直るのか その三 ジョー・ブスケ
第五章 人はどのように病を回避するのか 三代目澤村田之助
第六章 人はどのように病を回避するのか その二 クリスティアーネ・フォン・ゲーテ
第七章 面接で交わされる対話はどのようなものか モーリス・ブランショ『終わりなき対話』を読む
第八章 面接で交わされる対話では何をめざすか モーリス・ブランショ再読
第九章 治療機序としてのリズム ルイ=ルネ・デ・フォレ『おしゃべり』を読む
第十章 面接で治療者が行うこと スピノザ『神学・政治論』を読む
第十一章 症状の構造と治癒過程 バルザック『知られざる傑作』を読む
第十二章 精神科臨床の倫理 ソフォクレス『オイディプス王』と『アンティゴネー』を読む
最終章

著者等紹介

佐藤晋爾[サトウシンジ]
筑波大学医学医療系・筑波大学附属病院・茨城県地域臨床教育センター精神科教授。1970年生まれ。宮城県生まれの東京育ち。筑波大学医学専門学群卒業後、同大学附属病院精神科、同大学医学医療系精神医学講師、埼玉県立大学保健医療福祉学科精神科准教授などを経て現職。主に総合病院精神科に勤務し、専門はリエゾン精神医学、精神病理学、病跡学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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