出版社内容情報
炎症性腸疾患(IBD)は,潰瘍性大腸炎とクローン病に代表される原因不明の腸炎であり,本邦でも,コモン難病と称されるほど患者数が急激に増加し,IBD先進国である米国の軌跡を辿っている.本書は,米国シカゴ大学でIBDフェローを経験した著者による若手医師向けのIBD指南書である.シカゴ大学の実症例をもとに,Management pointとして最新のエビデンスを端的に紹介し,図表やフローチャートを豊富に盛り込むことで,より実用性の高い構成となっている.
内容説明
炎症性腸疾患(IBD)は、潰瘍性大腸炎とクローン病に代表される原因不明な腸炎であり、本邦でも、コモン難病と称されるほど患者数が急激に増加し、IBD先進国である米国の軌跡を辿っている。本書は、米国シカゴ大学でIBDフェローを経験した著者による若手医師向けのIBD指南書である。シカゴ大学の実症例をもとに、Management pointとして最新のエビデンスを端的に紹介し、図表やフローチャートを豊富に盛り込むことで、より実用性の高い構成となっている。
目次
総論(Inflammatory Bowel Disease(IBD)の免疫機序
IBD診療における必須事項
IBD内科治療戦略概要 ほか)
外来症例編(ベドリズマブを導入した左側大腸炎型の潰瘍性大腸炎症例;トファシチニブを導入した全大腸炎型潰瘍性大腸炎症例;ウステキヌマブを導入した小腸大腸型クローン病症例 ほか)
入院症例編(生物学的製剤使用歴のない潰瘍性大腸炎増悪症例;Clostridioides clifficile infection(CDI)により増悪した潰瘍性大腸炎症例
カルシニューリン阻害薬(CNI)を導入した潰瘍性大腸炎急性増悪症例 ほか)
著者等紹介
秋山慎太郎[アキヤマシンタロウ]
2000年4月電気通信大学電気通信学部量子物質工学科入学(工学学士)。2021年7月筑波大学医学医療系消化器内科講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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