フェルミオロジー―量子振動と角度依存磁気抵抗振動

個数:

フェルミオロジー―量子振動と角度依存磁気抵抗振動

  • ウェブストアに1冊在庫がございます。(2024年04月26日 06時16分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ A5判/ページ数 206p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784904074589
  • NDC分類 428.4
  • Cコード C3042

出版社内容情報

詳細なフェルミ面の構造や情報を得る手法を理論計算と実験結果を比較しながら分かりやすく解説。

内容説明

高い電気伝導度を持つ伝導体では、最も大きな運動エネルギーを持つフェルミ面上の電子がその様々な物性を決めている。そのため、フェルミ面の構造や情報を導き出す研究、“フェルミオロジー”が伝導体の物性解明のための重要な研究分野となっている。本書は、詳細なフェルミ面の構造や情報を得る手法を理論計算と実験結果を比較しながら分かりやすく解説する。フェルミオロジーの世界へ扉を開きフェルミ面構造研究の道しるべとなる書である。

目次

第1章 結晶中の電子状態とエネルギーバンド(自由電子近似;強結合近似 ほか)
第2章 ランダウ量子化と量子振動(磁場中での伝導電子の運動とランダウ量子化;電子系のエネルギーの磁場変化 ほか)
第3章 量子振動(リフシッツ‐コセヴィッチの表式;量子振動に現れる減衰因子 ほか)
第4章 角度依存磁気抵抗振動(山地角度(Yamaji angle)
角度依存磁気抵抗振動の定式化 ほか)

著者等紹介

宇治進也[ウジシンヤ]
1988年3月筑波大学大学院博士課程物理学研究科修了。理学博士。1988年4月~科学技術庁金属材料技術研究所研究官。1995年4月~1996年3月アメリカ国立強磁場研究所客員研究員(兼任)。2001年4月~物質・材料研究機構主任研究員。2006年4月~同グループリーダー。2012年4月~同ユニット長。2017年4月~現在、同機能性材料研究拠点副拠点長。2006年10月~現在、筑波大学大学院数理物質科学研究科教授(兼任)。専門:固体物理、特に低温強磁場物性(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

椎茸うま子

0
フェルミ面の構造が量子振動によってどのように観測されるかが、理論的な背景から非常に丁寧に解説されており、量子振動や電子物性に携わる研究者の必携の書となりうる名著。実際に量子振動の研究をしていて個人的に疑問だった点(LK式の詳細な導出、2Dと3Dの位相因子の違いや、ディラックコーンなどの線形分散での量子振動の特徴など)に関する明確な記述があり感激した。2020/12/06

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/16604068
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。