内容説明
主にアジアの7都市(東京・大阪・ソウル・台北・バンコク・ジャカルタ・マニラ)を対象に、20世紀の初頭、半ば、および2000年頃の3時期について土地利用メッシュデータを作成。20世紀の100年間という時間スケールで、都市の空間的発展過程と地形・大気・水といった自然環境との相互関係について追究した成果をまとめている。
目次
第1章 序論
第2章 土地利用メッシュデータの作成
第3章 都市の拡大と土地利用
第4章 日本の大都市における土地利用変化と地形との関係―札幌・東京・大阪の事例
第5章 アジアの大都市における土地利用変化と地形との関係―ソウル・台北・ジャカルタの事例
第6章 都市の発展が市街地と周辺地域の地表面温度差に与える影響
第7章 都市の発展と地下温度上昇
第8章 都市の発展と水環境問題の変化
第9章 窒素フローモデルを用いた地下への窒素負荷量の推定
第10章 結論
著者等紹介
山下亜紀郎[ヤマシタアキオ]
筑波大学生命環境系助教。石川県金沢市出身。筑波大学大学院地球科学研究科単位取得退学。博士(理学)。東京大学空間情報科学研究センター、酪農学園大学環境システム学部を経て現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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