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エネルギー効率から見た日本の農業地域

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  • サイズ A5判/ページ数 316p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784904074183
  • NDC分類 612.1
  • Cコード C3025

内容説明

現代の農業では、農薬・化学肥料などの化学製品やトラクターなどの農業機械が大量に使用され、莫大な化石燃料エネルギーが消費されている。一方で、農業から産出する食料エネルギーが減少し、農業のエコロジカルな効率性を大きく低下させてきている。本書は、作物生産のエネルギー効率がいかに変化してきたかを、日本全国の特色ある5つの地域を丹念に調査することによって解明した画期的な書である。エネルギー効率低下の要因を時間的・空間的に考察した、農業関係者必読の書。

目次

第1部 農業のエネルギー効率とその時間的・空間的変化(農業のエネルギー効率;投入・産出エネルギー比の算定;投入・産出エネルギー比と日本の農業地域;関東地方における作物栽培のエネルギー効率の変化)
第2部 農業のエネルギー効率と作物産地(施設園芸―千葉県旭市における施設野菜;露地野菜―長野県真田町菅平における高冷地野菜;果樹園芸―山梨県笛吹市一宮町におけるももとぶどう;水稲・大麦・かんしょ―茨城県ひたちなか市における加工用かんしょ;小麦・豆類・ばれいしょ・てんさい―北海道帯広市における大規模畑作)
結論

著者等紹介

仁平尊明[ニヘイタカアキ]
北海道大学大学院文学研究科准教授、博士(理学)。1971年生まれ、茨城県笠間市出身。1994年筑波大学第一学群自然学類卒業。2001年筑波大学大学院博士課程地球科学研究科修了。2002年から筑波大学助手(地球科学系)、2003年から同大学講師(地球科学系)、2004年から同大学大学院生命環境科学研究科講師、2010年から現職。専門は人文地理学、農業地理学、地誌学(日本、北アメリカ、ラテンアメリカ)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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