水泳パフォーマンスの最新理論

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  • サイズ B5判/ページ数 186p/高さ 26cm
  • 商品コード 9784904074138
  • NDC分類 785.2
  • Cコード C3075

内容説明

自然科学的な実験データから水泳パフォーマンスの最新理論に迫る。最速の泳動作解明に不可欠な流体力学から、指導現場におけるコーチングに役立つパフォーマンス評価法、さらに健康維持増進にも効果的な水中運動まで網羅した水泳の自然科学的専門書。パフォーマンスの最適化に挑む、選手・コーチそして研究者に必須な一冊。

目次

第1章 水泳の流体力学(水中における自己推進力とその自然科学的基礎;渦の形成とPIV法を用いたクロール泳中の渦の可視化;ステレオPIV法を用いた遊泳中の魚周りの可視化;PIV法を用いた水中ドルフィンキック泳時の推進メカニズムの解析;水泳中の手部によって発揮される推進力;クロール泳の推進に関するバイオメカニクス;水泳革命―Ian Thorpeのスピードの謎を解く;水泳のダイナミクス解析のための泳動作モデル;シミュレーション解析による水中ドルフィンキックのダイナミクス)
第2章 パフォーマンス評価(クロール泳のバイオメカニクス;トップレベル選手のためのバイオメカニクス的なテスト)
第3章 水泳のコーチング(オーバートレーニング:その真の意味について;ディトレーニング:トレーニング適応の消失;インターバル泳のトレーニング負荷に影響を与える要因;子どもを対象としたコンピュータ水泳学習支援プログラムの開発;ジュニア競泳選手の短距離パフォーマンスに影響する要因の変化;シンクロナイズドスイミングにおけるエッグピーターキック(巻き足)の技術指導ポイント―三次元解析をもとに
競泳スタート台上動作のバイオメカニクス)
第4章 水中運動(中高齢の腰痛者のための水中運動処方;転倒予防のための水中運動;寝たきり予防のための水中運動)

著者等紹介

野村武男[ノムラタケオ]
つくばアクアライフ研究所/筑波大学名誉教授。医学博士。東京教育大学体育学部・ウィスコンシン州立大学体育学部大学院修了。American College of Sports Medicine学会、日本体育学会、日本生理人類学会、日本体力医学学会に所属。日本スイミングクラブ協会理事。競泳のコーチング、水泳の生理学、流体力学、水中運動など水に関わる研究を幅広く網羅し、11名の博士号取得者を輩出。また筑波大学水泳部部長として、オリンピックメダリストや多くの日本選手権獲得者を育て上げた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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