内容説明
大手広告代理店のCMプランナーが独立し、いろいろあって自己破産。56歳でタクシー運転手として再出発。イチャモン、おしゃべり、むっつり、すけべ…。さまざまな乗客とのエピソードを綴った、ユーモアと人情にあふれた心温まるエッセイ。
目次
第1章 春の日射しと風のなか(流れる水は腐らない;言う者は知らず ほか)
第2章 アツい客と暑い日々(行き先変更のヘソクリ;気持ちいいことしてあげる!? ほか)
第3章 秋晴れの愛の空の下(まあ!聞いてないわね!!;二日遅れの誕生日 ほか)
第4章 缶コーヒーで、心も温めて(心もゴールド;かわいい女 ほか)
著者等紹介
大瀬純次[オオセジュンジ]
1941年大阪市生まれ。武蔵野美術短大通信教育グラフィックデザイン科中退。広告代理店電通(関西支社)でCMプランナーに。その後独立。数年後、別の広告会社数社を転々。そしてたち上げた会社が倒産、借金を重ね、自己破産。1996年、春駒交通(株)の運転手になる。現在は春駒交通(株)内勤及び浮間児童館で水彩画教室講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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