内容説明
ある晴れた日に、十階の研究室の窓からぼんやり六本木ヒルズ方面の空を眺めていて、ふとゼミの卒業生に向けた「研究室通信」のようなものを書いてみたらどうかと思いつきました。…こんな形で学生たちと交流している教師もいるという一例です。
目次
2004.6 世界に冠たるドイツよ
2004.6 小磯良平、そしてフェルメール
2004.7 「いとし・こいし」の時代
2004.9 邯鄲の夢
2004.9 モトラさんのこと
2004.12 道化と錫杖
2005.5 あのころのマンガ、あるいは或る夭折について
2005.8 異人たちとの夏
2005.10 亡き友への手紙
2005.11 文学教育のゆくえ
2006.3 怪獣たちのいるところ
2006.5 生きているシャーロック・ホームズ
2006.6 鴎外の家
2006.11 明治村にて
2007.1 夢と魔法の国、ディズニー・ランド
2007.6 海浜ホテル異聞
2007.8 うるわしきあさも
2007.9 経験知の大切さ
2008.3 スターダスト
2009.1 大学で学ぶということ
著者等紹介
土方洋一[ヒジカタヨウイチ]
1954年生まれ。現在、青山学院大学教授。専攻は、平安文学および物語論(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。